40代女性 添削指導員
美しい文字を書くためには、自分自身の意識を変えることが大切
通信教育の国語・小論文の添削指導員をしています。漢字のトメ・ハネなど正しい文字を書くことは社会人になってからも必要となるため、まず自分自身がお手本となり、読みやすい文字を書くことを心がけています。テストでも漢字・平仮名・カタカナ全てにおいて読みづらい字は減点対象になるので、今のうちに正しい字をしっかりと身につける必要性があると思っています。
美文字エッセンスは動画で心構えから美しい文字の書き方を理解し、その後はひらがな・カタカナ・漢字の練習シートに書き込みながら実際に練習。ひらがなは涙型・タテに長い楕円形など初めて知った文字ごとのシルエットが示され、丁寧な解説も書かれています。動画や練習シート以外にもウラ技の紹介があり、目からウロコの情報が盛りだくさん。
動画ではペンの持ち方の説明から始まり、美しい文字を書くためには自分自身の意識を変えることが大切という考えに驚きました。動画の「卵を手の中に入れているように力を抜いて」「脚とお尻など下半身の固定・背筋を張る上半身の姿勢」「書き出しと終わりの書き方」等など、実際に目で見ることによって正しい状態が理解できます。今までは手先だけに力が入った状態で書いていました。右上がりになる癖もありましたが、意識しながら肩を引くようになってからはスムーズなペン運びができるようになりました。また、黒い線だけではなく、文字の白い空間部分も意識するようになったことで見た目が良くなりました。意識をするためには実際にどうすると良いのかをしっかりと教えてもらえる点が良かったです。長針を使っての美しい文字の傾斜の説明は、角度が曖昧になった時に時計を見ることによって思い出せるので嬉しいです。今後も美しい文字を書くための意識を大切にして、練習を続けていきたいと思います。